心理

【最新研究】スキルアップしても無駄な時期はいつなのか

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今までの人生で,「もっと勉強しておけばよかった」「あの職業に就きたかったけど無理だった」など後悔した経験はありませんか?また,これから何か新しいことを始めたいが,自分にはもう遅すぎると感じてはいませんか?今日はそんなあなたに,人はいつからでも新しいことを始められるということを,最新研究の結果を元にお話したいと思います。

何か始めるのに遅すぎることはない-最新の研究からわかること

これまで,音楽やスポーツなどは早い時期から練習を開始するのが良いとされてきました。しかし,2020年に発表された新しい研究では,練習開始時期と後のパフォーマンスは直接的には関係がないことがわかっています。練習開始時期よりも,親からの遺伝や家庭環境が,パフォーマンスに強く影響するそうです。

適切に自己分析を行う

この研究結果からわかる通り,新しいことを始めるのに遅すぎるなんてことはありません。もしあなたが何か新しいことを始めたいと思っているのであれば,まずはしっかりと自己分析をすることをおすすめします。小さい頃からの自分史を書いてみるものいいですし,親の職業などを参考にするのもよいでしょう。自分に合っていて,かつ好きなものであれば,新しいことを始めて成功できるかも知れません。

何かを始める時には、達成する目的が必要

趣味であればどんなことであれ,新しいことを始めるのにそれほど大きなデメリットはないでしょう。(趣味によっては出費が伴うことくらいでしょうか)しかし,それが仕事など人生の重要な部分を占めるものであるのであれば,好きだから,やりたいから,という理由だけで新しいことに飛びつくには少しリスクがあります。それを始めることによって,何を達成したいのかを考えることが非常に重要になってきます。例えば,月に5万円を稼ぎたい,近い将来本を出版したいなど達成したいことをできるだけ具体的にイメージしておくとよいと思います。可能であれば書き出して,いつでも見返せるようにしておくと,モチベーションの維持にも繋がるかも知れません。いくら興味があって好きなことであっても,人は必ず壁にぶつかるからです。

人はいつからだって何にでもなれる!

コロナ禍で自分の生き方についてもう一度考え直す方も多いと思います。人はいつからでも何でもなれます。是非この機会に,自分が本当にやりたいことを見つけてスタートさせてみてはいかがでしょうか。

《今日のまとめ》

・音楽やスポーツのパフォーマンスは練習開始時期よりも遺伝や環境の影響が大きい。

・自分の好きなことを始める前には自己分析をしておくと良い。

・いくら好きなことでも壁があるため,何かを始める前にはそれを達成する目的を設定しておくと良い。

  • この記事を書いた人

hiro

ブログ・プログラミング歴6年目です。 新卒で文系からプログラマに就職→ピープル大学に入学(社会人大学生)→転職。 平均的な日本人がそこそこの努力でどこまで行けるかに挑戦中。 Gigazineが大好き。

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