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子供に学ぶたった3つの【雑談テクニック】

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すぐに仲良くなるあの人、目を少し離した隙に人だかりを集めている友人などいませんか?

その人たちは、実は「雑談力」が高いのかもしれません。そんな雑談が上手な人の特徴と、そこからさらにどのようなことを話すべきなのかを取り上げていきます。

これで私含め皆さんの雑談力向上のための情報をシェアしていこうかと思います。

雑談上手の特徴

■とにかく自分から話しかけている

やっぱりこれでした。多くの人がわざわざ自分から話しかけるなどという精神的に負荷がかかることなどしたくないものです。しかし、これをすることが雑談上手への第一歩のようで内向的な人には厳しいですが意識してみましょう。

■スモールトークを心がけて話す

人と仲良くなるためにはもっと深いことをテーマに話さないといけないそういったバイアスは確かにあります。そして、実際に人と仲を深める会話として精神的な話をすべきという研究もあるようです。しかし、それは共通の経験からその時の感情を同時に伝えたり、共感できる話題に感情を乗せるということに限ります。スモールトークと言われても何を話せばいいのか。。。最後にスモールトークで話すべき内容は、人か感情の話題をすれば無難です。

 

■喋りすぎず聴きすぎず

最近、傾聴力という言葉が流行っていますがそれも万能ではないようです。聴きすぎになってしまうと会話のスケールバランスが取れなくなりお互いに違和感を与えてしまうことになります。適度な自己開示(自分のことを話すこと)も大事だと言えます。

 

これらが雑談上手の特徴です。最後に、調査した研究者は、雑談に対する悩みはというのは私たち人間が洞窟の中で暮らしていた時から抱いていた問題であって、今は「レッドソックスについてどう思う?」などの会話からでも始められる現代とに皮肉交じりに締めくくっています笑

とはいっても何を話せば?の疑問のヒントとなる参照論文をもう一つ紹介します。

 

そう言えば、子供って何を話してるの?

保育学校での研究で子供達がスナックタイム(お菓子を食べながらおしゃべりする時間)に一体何を話しているのかというのを21週間に渡ってビデオ撮影し調査したものです。子供達はいったい何を話していたのでしょうか。

41%(人に関すること):39%(感情に関すること)

子供達507の会話の中から、会話内容を分類した結果上記のような配分になったようです。人に関することとは、「あの子の家はどこにあるの?」「あの子のこと好き・嫌い」感情に関することとは「私、歩くのがだるい〜」とか感情が伴う話題がきっかけだったそうです。また、これは意外と難しいなと思うことが、子供達は会話の中でその会話がさらに発展するように質問しやすくなるようにちょっとした情報を提供しているそうです。大人になって無駄に意識してしまっているのか全く隙のない会話をする(その人の会話に対して質問がわかない)タイプの方もいますよね。

今回の記事の引用記事

https://www.quickanddirtytips.com/health-fitness/mental-health/3-tips-to-starting-a-conversation-and-defusing-awkwardness
https://journals.sagepub.com/doi/abs/10.1177/0142723709105315
  • この記事を書いた人

hiro

ブログ・プログラミング歴6年目です。 新卒で文系からプログラマに就職→ピープル大学に入学(社会人大学生)→転職。 平均的な日本人がそこそこの努力でどこまで行けるかに挑戦中。 Gigazineが大好き。

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