フルタイムのインフルエンサーとしてのキャリア
自分のInstagramの投稿に数百の「いいね!」がついたときの感覚はなんとも言えません。
「これが私のやりたかったことだ」 「私はインフルエンサーだ」
と思う人もいるかも知れません。
お察しの通り、数回の投稿があったからといって、フルタイムのインフルエンサーとしてのキャリアを築くことはできません。 ソーシャルメディアで本当にお金を稼ぐためには、インフルエンサーは通常、少なくとも数千人のフォロワーを集め、さらに多くのビューを獲得する必要があります。 具体的にはどれくらいでしょうか? 音楽ライセンス会社のLickd.coが、その計算を助ける計算ソフトを作りました。
Lickd.coの計算ソフトの仕組み
Lickd.coの「ソーシャル・インカム・カリキュレーター」は、あなたが期待(希望)する収入を得るために、どれだけのフォロワー、ビュー、スポンサーが必要かを教えてくれます。 例えば、米国の平均的なフルタイムの年収である34,103ドル(380万円)を得るためには、以下のうち少なくとも1つが必要だと指摘しています。
ポイント
TikTok:登録者数1万人以上、年間視聴回数9,320万回以上
YouTube:登録者数1,000人以上、年間視聴回数820万回以上
Instagram:フォロワー数5,000人以上、年間スポンサー投稿数105件以上
もちろん、コンテンツ制作者は1つのプラットフォームに限定されるわけではありません。 制作するコンテンツによっては、異なるプラットフォーム間でコンテンツが重複することもあるでしょうし、そうなれば収入はさらにアップします。 しかし、仮に三拍子そろって年間1000万円になったとしても、そのうちから税金と、すべての動画の制作にかかる費用を支払わなければなりません。
重要な指標はフォロワーではなく再生回数
計算ソフトによると、YouTubeだけで年間1100万円を稼ごうと思ったら、年間約2,400万回の再生回数が必要になります。これは、1週間に461,568回の再生回数になります。したがって、週5日勤務の場合、1日あたり約92,000回の再生回数が必要となり、確実に自分のコンテンツに触れてくれる登録者やフォロワーの数が最低限必要となるわけです。
計算ソフトが教えてくれないのは、本当の課題は、週に50万回のビューをいかに集めて維持するかということです。 ここが一番難しいことところです。 YouTubeでは、3%のコンテンツ制作者が90%の収益を上げており、トップの収益者の多くはすでに有名人です。 すべてのプラットフォームで人気のあるコンテンツクリエイターとして成功するためには、高い制作力と、面白い、または珍しいニッチな分野が必要で、頻繁に投稿する必要があります。
まとめ
ポイント
・トップクリエイターとして成功するためには、高い制作力と、面白さ、珍しいニッチな分野が必要
・頻繁に投稿すること
インフルエンサーとして生きていくための最低基準
ポイント
TikTok:登録者数1万人以上、年間視聴回数9,320万回以上
YouTube:登録者数1,000人以上、年間視聴回数820万回以上
Instagram:フォロワー数5,000人以上、年間スポンサー投稿数105件以上