hiro

ブログ・プログラミング歴6年目です。 新卒で文系からプログラマに就職→ピープル大学に入学(社会人大学生)→転職。 平均的な日本人がそこそこの努力でどこまで行けるかに挑戦中。 Gigazineが大好き。

教育

2023/3/11

洋楽を聞くと英語のボキャブラリーが爆増するぞ!という研究論文

英語を学ぶために、洋楽を聞くやり方はよくされていまして、私も高校時代にマイケルジャクソンにハマり、彼の歌詞を全て暗記したことがあります。その後のTOEICの点数が爆上がりしたので(リスニングのみですが。。。)、効果はあるんだろうな〜くらいでした。 そんな、私の中の仮説に確信を持たせてくれるような研究論文を見つけました。 釜山大学の研究で「洋楽を聞いて英語の勉強をするのに効果があるのか?」という問いに答えるような論文です。 「洋楽を聞いて英語の勉強をするのに効果があるのか?」 「洋楽を聞いて英語の勉強をする ...

スキル 心理

2023/3/11

運動不足になるのは仕事のせい!運動を続けられなくなる仕事の条件

  本当に仕事がキツいと運動しなくなる?の研究 仕事で大きなストレスを感じた後、あなたはどちらを選ぶでしょうか。 何kmも歩いて家に帰るか、それとも電車に乗って家に帰るか。 前者は確かに健康上のメリットがあり、ストレスが軽減される可能性もありますが、多くの人は電車に乗ることを選択するでしょう。 今回は、Journal of Experimental Psychology: Appliedに掲載された研究です。 新しい研究では、運動がどれほど良い効果をもたらすかを分かっていても、なぜ仕事の後に運動 ...

心理

2023/3/11

【改善】自分や他人を許せるようになる方法。心理的に嫌なことをさっさと効果的に忘れる思考術

  実は3つある「許し方」の種類 今回、De Montfort大学のSaima Noreen氏が率いるJournal of Experimental Psychology: Learning, Memory and Cognitionに掲載された新しい研究では、加害者に対するさまざまな種類の許しが、不快な出来事を意図的に忘れようとしている人々にどのように効果があるかを具体的に調査しました。 「意図的な忘却」とは、その名の通り、不快な記憶を思い出さないようにすることです。 最近の研究では、それによ ...

心理 教育

2023/3/11

「ノートPCでメモを取ると学習効率が下がる」は嘘。最新の研究からわかる正しい解釈。

  「授業メモはノートがベストだ!」という過去の論文がある 2014年に発表された、パム・ミューラーとダニエル・オッペンハイマーによる論文で、「授業でメモを取るのは、ノートパソコンよりもペンと紙でメモを取った方が良い」という結論が世界中で有名になりました。 この論文は世界中のメディアで取り上げられ、学術的にも注目され、1,100回以上引用されています。 Psychological Science誌に掲載された新しい論文の著者は、教室からノートパソコンを禁止するかどうかについて教育者が議論する際に ...

スキル 教育 脳科学

2023/3/11

「音楽センスは、子供の時から練習しないと身につかない」はウソであるとわかった研究

  脳の発達時期である子供の時から音楽をしていないといけないのか? モーツァルトは幼い頃からピアノを弾き、作曲をしていたことで有名です。 しかし、もしその幼い時に音楽の練習を始めていなかったら、彼の将来は今語り継がれるように素晴らしいものになっていたでしょうか? 視覚や言語の習得と同じように、脳が音楽の刺激を受けやすい「適性な時期」があり、その時期に音楽のスキルを身につけないと本来の能力を発揮できないのではないか? この点についてはさまざまな議論がありましたが、スウェーデンのプロの音楽家と双子を ...

人間関係 心理

2023/3/11

【意外】「常に感謝する人」は危険。感謝の気持ちは、残虐な行為を命じられても従いやすくなるぞ!研究論文

  感謝の気持ちが起こすデメリット 感謝の気持ちは、ポジティブな感情として広く認識されています。 感謝の気持ちを持つと、人はより親切に、寛大に、公平に接することができます。 2017年に行われたメタ論文では、感謝の気持ちは人間関係の構築に重要であるとされ、この認識が広く世間に広まりました。 しかし今回、「Emotion」誌に掲載された新しい研究では、感謝には暗黒面があることが示されました。 シンガポール国立大学のEddie M. W. Tong氏らは次のように書いています。 感謝の気持ちで残虐な ...

スキル ビジネス 心理

2023/3/11

決断力がない?最新研究が導き出した「最善の決断を下すためのたった一つの思考」

  不安やうつのレベルが高い人は、状況適応能力が低い 不安やうつのような状態が続くと、日常生活や、仕事での時間管理も、なかなかできなくなります。 カリフォルニア大学バークレー校のChristopher Gagne教授らは、学術誌「eLife」に掲載された新しい研究で、不安やうつのレベルが高い人は、目まぐるしく変化する状況に適応する能力が低いことを明らかにしました。 しかし、研究者らは、適切な介入を行うと、この苦痛を和らげ、最善の決断をくだせるほどの決断力が回復すると示しています。 不安症患者を対 ...

スキル 心理

2024/2/4

未来への希望を持つことが危険な行動を防ぐことにつながる

  新年の抱負を掲げることはメンタルに良い 新年の始まりには新しい目標を立て、それを達成するところをイメージすることは誰もがしたことがあるでしょう。 「新年の抱負」はいつまでたっても実行できないというジレンマを抱えている人がいるかも知れませんが、少なくとも将来への大きな希望を持っている点ではメリットとも言えるかもよ?という研究結果が発表されました。 現在の状況に、問題を抱えていた場合でも希望を持ち続けることができれば、飲酒、薬物摂取、ギャンブル、過食などのリスクを伴う行動を避けることができるかも ...

心理

2023/3/11

休日を楽しめない原因は、「休日は無駄な時間」と考えるその捉え方のせいである【最新研究が明かす鬱と休日の関係】

  余暇を楽しみたいなら、無駄な時間だと思わないこと 読書やハイキング、ビデオゲームなど、余暇は、リラックスしたり、社会との関係を高めたり、幸福感を得たりするための重要な時間です。 しかし、これらのメリットを十分に得ることができるかどうかは、余暇時間そのものの捉え方、考え方にかかっているのではないかと、最新の研究が明かしました。 Journal of Experimental Social Psychology誌に掲載された本研究では、余暇を「無駄な時間」と考えるかどうかで、余暇の楽しみ方がどの ...

心理 教育

2024/2/4

道徳観念がない人や、サイコパスは遺伝なのか?どちらかを決めるマインドセット

道徳は遺伝するものなのか、それとも育ち方に左右されるものなのか。 この質問に対するあなたの答えは何でしょうか? 信念が道徳的行動に影響を与える Peetzら(2021)はこれを調査しました。 7つの実験的研究において、回答者に人の道徳的または非道徳的な行為を思い出させました。 また、回答者がどのくらい道徳は遺伝すると考えているかを測定しました。 研究者たちは、親の(非道徳的な)行為を思い出すことが、回答者の道徳的な自己イメージの変化にどの程度つながるかを調べました。 特に、道徳性の遺伝に関する回答者の信念 ...