新しいことや、いつもしないことをするのは基本的には面倒臭いもの。しかし、「人は時間帯によって新しいことをしたくなる時間があるのでは?」と言う疑問を明かしてくれました。
デューク大学のフュークワビジネス校からの研究で
時刻によってバラエティ探求度は変化するのかを4つの研究から導いたメタ分析となります。
調査論文
1.カリフォルニアの食料雑貨品店で2年間かけて110万人のポイントカードの顧客からのデータをレビューしました。カードの使用状況を追跡することで、研究者は同じ顧客が1日のどの時間にどのように買い物をしたかを確認した研究
顧客が買い物をするとき、人々が一つのカテゴリーの中でかなり多様性を選ぶことを発見!
2番目の研究では、オンライン調査参加者は参加する活動の種類を選択しました。研究者は、参加者がどの時間帯にいたのか、そして調査を行った時期を追跡しました。
午前中は、複数の異なる活動ではなく、より多くの同じ活動を選択する傾向があった。
3、研究者らは、午前7時30分、正午、または午後5時30分に現れるようにランダムに割り当てられた学生を募集し、複数の蛍光ペンを選ばせる実験をしました
朝の学生は主に同じ色の蛍光ペンを選び、夜の学生は異なる色を選びました。また、学生の体温を測定したところ、夜は体温が高くなる傾向があることがわかりました。より高い体温は生理的覚醒のシグナルなことから体温によって多様性に影響が?という結果
4、オンライン調査では、参加者が朝型なのか夜型なのかを特定するためにアンケートが使用されました。(多様性の探求はクロノタイプに左右されるのかを実験)
極端に朝方な人でない限り、夜に多様性探求が見られた。
まとめ
- 人は夜の方がバラエティに富んだものを好み、朝はいつもと同じものを好む
- 体温の変化によって人の思考が変わっているのか
- 新しいことをするなら夜の方がいい!
省察
この研究をうまく利用し、交渉や商品陳列などのビジネスの分野で知っておくべき人間のバイアスかもしれないですね。
夜の方がクリエイティビティが上がると言うのもここにつながっているのかもしれないですね。